2016年12月

冬の養生

昨日は二十四節気の一つ「冬至(とうじ)」でした。 かぼちゃを食べ、ゆず湯に入った人も多かったのではないでしょうか。 かぼちゃはビタミンAやカロテンが豊富で、肌や粘膜を丈夫にして風邪などの感染症に対して抵抗力をつけます。また、ゆず湯は血行促進効果があり、身体を芯から温めて風邪を防ぎ皮膚を強くする効果があります。 冬至の風習は季節の養生として、理にかなったものと言えます。 中国医学の古書には、人間が心身ともに健康に生きていくためには「自然との調和」が大切であると記されています。天(自然)と人は一体であるという「天人合一(てんじんごういつ)」の考え方がその根底にあり、春夏秋冬の季節に応じた養生法を示

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冷え②

前回の続きです。 ①『温かさが巡らないことでの冷え』 ②『外側から冷やされることによる冷え』 に続き、『③身体の温める機能低下による冷え』 について書いていきます。 漢方の中では、その”体温を生むエネルギー”は「陽」もしくは「陽気」と言われます。 東洋なんちゃらというものを見かけるときに見る白黒の円のマーク。あれは”陰陽”とよく言っていると思いますが、その陽です。 イメージ的には太陽でもいいです。地球を照らし、温めてくれていますね。 ③はその太陽の温める力が弱まっているために冷えを感じてしまうのです。 ただ単に”陽”といっても、身体にはいろいろな陽があります。 五臓六腑などもよく聞くと思います

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風邪には漢方①

本格的に寒くなり、風邪やインフルエンザが流行り出してきたとニュースでも取り上げられていますね。 こういう時、西洋医学に頼るだけではなく東洋医学を使ってみませんか? 現代医学における風邪の原因はウイルスへの感染ですが、東洋医学における「風邪」の原因は『環境』と『人』。東洋医学では、風邪を引く原因を病原菌やウイルスにではなく、人をとり巻く外的環境や、風邪を引く人そのものと考えていました。 今回は、特に前者である外的環境にスポットを当てて、東洋医学の考える風邪の原因について、分かり易くお伝えしたいと思います。 まず人が風邪を引いたり体調を崩したりする外的な要因を、東洋医学では「邪(ジャ)」と呼びます

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気になる視力低下   ~目の疲れと枸杞子~

秋が深まり冬が訪れても、風邪、長引く咳、食欲不振、下痢、便秘、腰痛、肩こり、痔、生理痛、こむらがえりなど、夏バテからすっきり治らず続いている呼吸器、胃腸、筋肉血液関係の諸症状にいつまでも悩まされることがあります。 視力低下もその一つです。スマホが普及して若い人の「スマホ老眼」が話題になっていますが、長時間同じところを見つめていれば、肩や首がこるように目の筋肉もこってしまいます。一過性の疲れ目と思っていたのに、次第にメガネの度が合わなくなってくると、一抹の寂しさと焦りを感じます。 そこでツボは、「行間」です。「行間」は目から離れた足にあり、五本指の靴下、ぞうりの鼻緒で絶えず刺激し続けることができ

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